2011年3月16日水曜日

コミュニティが公開されない問題点

私の思う、現在のSNSの問題点の1つとして、とても質のよいコンテンツが、SNSの会員向けだけに限定されてしまうということがあります。もちろん、限定された方が良い場合も多々ありますが、限定するには勿体無いコンテンツもたくさんあります。

mixiなどのSNSは、とても使い勝手が良く、多くのユーザが、SNS内だけでコミュニケーションをとったり、コンテンツを作り出すようになりました。結果、外部とのコミュニケーションの術を失ってしまったユーザも多くいます。

例えば、こんな話を聞いたことがあります。
mixiのユーザが飼っている犬が行方不明になり、飼い主はmixiでその犬の情報を求めました。しかし、犬を拾った人はmixiを利用しておらず、かわりに里親探しのサイトに犬の情報を載せたのです。飼い主はほとんどの情報をmixiに頼っていたため、里親探しのサイトには気づきませんでした。たまたま、両方を利用していたユーザが飼い主に連絡をとったそうなのですが、これはまさに偶然といってよい事例です。

しかし、もしmixiのコミュニティの情報がGoogleで検索できたら、拾った人がすぐに飼い主を見つけられたかも知れません。

SNSが登場する以前から、掲示板などのコミュニティはたくさんインターネット上に存在していました。しかし、誰でも、しかも匿名で投稿が出来ることから、荒らしなどが横行し、多くの掲示板で炎上という現象が発生しました。

そんな中、会員だけが投稿できるコミュニティサービスが登場し、さらに、コミュニティ内のコミュニケーションを円滑にするために、コミュニティへの投稿を友人同士で共有出来るSNSが登場しました。

ここまでは特に問題ありません。しかし、SNSがコミュニティ全体をSNS内に隠蔽してしまったことは問題です。公開されても問題ないコミュニティは、公開され、Googleなどの検索エンジンで検索されるべきです。もしくは、全ての人が、1つのSNSを利用し、あらゆる情報は、そのSNS内だけでやり取りされるべきです。ただ、私は後者には賛同できません。
そのようなことになれば、インターネットの技術革新は鈍化してしまうでしょう。
(現在、Facebookによってまさにそうなりつつありますが)

私の想うSNSとは、ユーザがインターネット上にあるどのコミュニティも選択し、利用でき、かつ、そこでの投稿が、自分の友人に共有されること。同様に、友達による、自分の知らないコミュニティサイトでの投稿を、自分に共有してくれる、そういうサービスなのです。

今回はコミュニティのあり方について私の考えを書きました。
次回は、ブログとSNSとの関係について、自分の想っている姿を書きたいと思います。